10月のはじめでした。
物置の前に、
18リットルのポリタンクを並べて、
去年の伝票を引き出しから出しました。
今年は、1缶2,660円。
去年の10月は、2,340円。
同じ18リットルなのに、
320円も高いんです。
夫が、
年金の振込通知を持ってきて言いました。
「年金の振込日は、
カレンダーどおりだよ」
ほっとしていい言葉です。
なのに私は「そうねえ」
と答えた口の裏で、
60と320を掛け算していました。
そんな自分が、
いちばんみっともないです。
これは、私の恥ずかしい告白です。
夫は、ただ本当のことを言っただけです。
入るお金が、日付どおりに来る。
それは、ありがたい話のはずなんです。
なのに私は、その言葉まで、
苛立ちの対象にしてしまいました。
「そうねえ」と笑って答えながら、
心の中で「それで足りると思ってるの」と、
夫を責めていました。
でも、何よりもショックだったのは、
夫の「今年は、少し早めに頼むかもしれんな」に、腹を立てている自分がいたことでした。
1缶の差は、320円です。
こんにちは、文子です。
ここまでの文章を読んでいただき、
ありがとうございました。
ブログに書いてきたことは、
紛れもない私の実体験です。
そして、雪の多いこの町で暮らす、
私のまわりの人たちにも起きていることです。
灯油が2,660円と2,340円で、1缶の差が320円のまま残ったことはありますか?
いちばん近い人を、お金の数字のせいで、
心の中で責めてしまったこと。
こんなことを書いたら、
不謹慎かもしれません。
夫は何も悪くないのに、と言われたら、
その通りです。
でも、実際に自分の身に起きたからこそ、
あえて言わせてください。
灯油なんて、まだ先の話。
うちの伝票が去年を超えるのは、
もっとあとだろう。
そんなふうに、思っていませんか。
もし、そう思っていたら。
あなたの冬は、
もしかしたら予想よりも寒いかもしれません。
なぜなら、この世の中は、
私たちが無防備なまま、
請求書を迎えるようにできているからです。
少なくとも、私は、
自分の浅はかさを呪いました。
物置の前に立ったまま、呪って、呪って、
呪いました。
だって、考えてみてください。
冬の支度は、毎年同じ。金額も、
だいたい分かる。
灯油が上がっても、缶の数は変わらない。
あと2年で私の年金が出れば、
夫ひとりの重さは軽くなる。
そうやって、ひと冬ずつ越していけば、
なんとかなる。
そんな世の中だと、思っていませんか。
私は、そう思っていました。
冬を2回越せば、逃げ切れると。
でも、考えてみてください。
この「予定」が、もし崩れてしまったら、と。
同じ18リットルで320円の差が出たのは、運の悪さではなく、ただの無知でした
自分の弁護をするわけではないですが、
念のために書かせてください。
私は、数える準備なら、
ちゃんとしていたんです。
去年の灯油の伝票は、
捨てずに取ってありました。
ポリタンクは、自分の手で数えました。
ノートには、
入るお金と出るお金を書いていました。
入るお金は、夫の年金だけ。
出るお金は、灯油と、除雪と、冬タイヤ。
62歳で役場の臨時を辞めたとき、
自分の年金が出るのは65歳からだと、
分かっていました。
数えることなら、
ずっとやってきた人間です。
それでも、崩れたんです。
なぜなら、同じ18リットルの値段が、
私の思っていたよりも先に上がって
いたからです。
ひと冬、うちではだいたい60缶です。
320円が60回で、1万9,200円。
丸めて、約2万円。
これは、
去年と同じ使い方で数えた予想です。
今年、実際に払った合計ではありません。
でも、その約2万円は、
ノートに書いていた冬の支度には、
どこにもありませんでした。
もっというと、
灯油だけの話ではありません。
屋根の雪下ろしは、
頼むと1回2万円ほど。
冬タイヤは、去年も払いました。
今年も払います。
灯油と、雪と、タイヤ。
ひとつずつなら、
なんとかなると思っていたんです。
だってそうでしょう?
去年の伝票を取っておくような人が、
今年の値段が上がるなんて、
思うでしょうか。
それが、同じ冬の、同じ口座に、
いっぺんに来る。
入るお金は、夫の年金だけで、
私の年金は、あと2年先です。
時間を取られ、お金を取られ、
夫の足まで心配しなければならないなんて、
思ってもいませんでした。
あなたは、そんな冬を迎えて、
笑っていられますか?
夫が、灯油の蓋を閉めながら言いました。
「今年は、少し早めに頼むかもしれんな」
本来なら、、本来なら、ですよ。
家の冬を気にかけてくれる夫の、
ありがたい言葉のはずです。
夫の年金が日付どおりに入ることも、
喜んでいいことのはずです。
でも、私の中では、もう、
どちらも辛い出来事になってしまっていました。
少なくとも、笑って「お願いね」
とは言えませんでした。
本来なら、、本来なら、ですよ。
夫の言葉には「ありがとう、お願いね」
と返すのが、いい妻のはずです。
それも、ちゃんと分かっています。
顔は、笑っていたと思います。
「そうねえ」と。
でも、心の中では泣いていました。
腹が立っていました。
並べた2枚の伝票に向かって、
「なんでアンタたちに。
」って思っていました。
「私がこんなに数えてるの、
わかってんの?
」と思っちゃっていました。
でも、同時に。
「ごめんね。ごめんね。寒い思いさせて、
こんな妻で。許してね。」と、
泣いていました。
なぜだか、わかりますか?
理由はシンプルに、お金です。
お金のことを、
考えてなかったわけじゃない。数えて、
取っておいて、ノートに書いていました。
でも、去年の冬より、
お金が減る速さが早かったんです。
たったこれだけ。
これで、私は、
いちばん近くで夫を責める妻になりました。
暖房を下げても、こたつを早めに片付けても、320円の差は残りました
暖房を下げれば、灯油は減る。
こたつも、早めに片付ければいい。
あなたも、そう思いませんか?
私も、そう思いました。
台所で、夫に、言いかけました。
暖房を下げようか。こたつも、
早めに片付けようか、と。
先に、夫が言いました。
「寒いのはつらいな」
私も、同じです。
寒いのは、つらいんです。
それに、早めに灯油の配達を頼んでも、
缶の回数が、
きれいに減るわけではありません。
暖房を下げる話は、そこで終わりました。
残ったのは、
2,660円と2,340円の差、
320円です。
60缶で約2万円という数字も、
そのまま、ノートに残りました。
「うちはストーブ一本にしたよ」も「みんなそうだよ」も、うちの伝票を軽くしてくれませんでした
近所の人に話せば、いい知恵が出る。
役場の知り合いなら、分かってくれる。
そう思って、話してみました。
近所の人は、教えてくれました。
「うちはストーブ一本にしたよ」
うちの一戸建ては、
ストーブ一本では足りません。
「うちはうち」と、心の中で言いながら、
帰ってきました。
役場の知り合いには、
私から言ってみました。
「灯油、上がりすぎじゃない?」
返ってきたのは、ため息だけでした。
そのあと、ひとことだけ。
「みんなそうだよ」
みんなそうだよ、で、
2,660円の伝票は、
2,340円に戻りません。
60缶分の320円も、
誰の手にも渡りません。
話したら軽くなる、と思っていた分だけ、
帰り道は、重くなりました。
除雪を自分でやれば2万円浮く、とノートに書いたのに、ペンが止まりました
屋根の雪下ろしは、頼むと、
1回2万円ほどです。
自分でやれば、その2万円は、浮きます。
ノートに、書きました。
「今年は自分で」
でも、私は63歳です。夫は66歳です。
屋根の雪を、ふたりで下ろせるとは、
思えません。
去年、夫は、滑って、膝を打ちました。
そのときの夫の顔が、先に浮かびました。
「今年は自分で」と書いたペンが、
そこで止まりました。
頼めば、1回2万円。
自分でやれば、夫の膝が心配。
どちらを選んでも、冬のお金は、
減っていきます。
浮くはずだった2万円は、
夫の膝のことを考えた瞬間に、
浮かなくなりました。
入ってくる年金より、出ていく冬のほうが速いと、ノートの上ではっきり見えました
入ってくるお金 < 当初よりも減る速度が速いお金
ノートの上で、この形が、
できてしまいました。
あなたは、
想定よりも早く減っていくお金を、
紙の上で見たことがありますか?
去年の伝票を、
捨てずに取っておいたとき、
私は、少しだけ得意でした。
きちんとした主婦だと、思っていました。
今から見ると、
2枚の伝票を並べて「そうねえ」
と笑っていた私は、
ただの無知なバカです。
なんでなんだよ。あのとき、
なんて呑気だったんだ。
もう本当に恥ずかしくて、情けなくて。
少しだけ、ご自分に当てはめてみてください
・夫に「年金の振込日は、
カレンダーどおりだよ」
と言われて「そうねえ」と答えながら、
頭の中では60缶に320円を掛け算して
いました。
・去年の灯油は18リットルで2,340円、
今年は同じ18リットルで2,660円に
なっていて、
その320円の差を、
ノートに書いたまま見ていました。
・屋根の雪下ろしを今年は自分でやろうと
ノートに書いたのに、
去年夫が滑って膝を打ったことを思い出して、
ペンが止まりました。
伝票を引き出しに戻す手が遅くなって、気がついたら「副業 簡単」と打っていました
そんな時、私に転機が訪れました。
「家計 足りない」
「副業 簡単」
そう打って、
知らないアドレスをいくつも登録しました。
いくつ登録したかは、数えていません。
届くのは、こんな件名ばかりです。
「今すぐ」「あなたも」「残りわずか」。
顔を出す話。毎日更新する話。
うさんくさくて、登録して、解除して、
未読が増えるたびに、
伝票を引き出しに戻す手が遅くなりました。
やめかけたんです。
でも、すぐに私は、
自分の思考を打ち消そうとしました。
伝票の裏に、4つ書いてみたからです。
今さら新しいことは覚えられない。
スマホは電話と写真くらい。
ああいう話は、だまされるのがおち。
増やすのは、若くて元気な人。
並べてみたら、全部「やったことがない」
でした。
副業なんて、
63歳の私には向いていない。
それなのに、2,660円の伝票は、
消えないんです。
このまま夫の年金と伝票の差を数えるだけで冬を越すのか、と思ったら、腹が立ちました
この320円の差を、また伝票のままにするのか。
去年の使い方のままなら、60缶で1万9,200円です。これは予想で、今年払った額ではありません。
暖房を下げて我慢して、
去年の伝票まで取っておいて、
ノートに毎日書いて、
「そうねえ」と笑って、いい妻でいて。
その全部の努力が、無駄だった。
この採点を、
私は突きつけられたわけです。
なんだったんだ。私の冬の支度は。
なんだったんだ。私が信じていた、
あと2年は。
そう考えたら、腹が立ちました。
申し訳ないですが、
夫にも腹が立ちました。
「みんなそうだよ」と言った人にも、
「うちはストーブ一本にしたよ」
と言った人にも。
1缶の差は、320円です。
雪下ろしは、1回2万円ほどです。
これで、ずっと、自滅を待つのか。
そう思ったら、私は、
待っていられません。
ダメな妻だと、笑えばいい。
63歳で今さら何をやってるの、と、
嘲笑えばいい。
63年も、冬のたびに我慢してきた私は、今年から、私のために生きることにしました
私は、もう誰かのために、
我慢して生きるのは、やめます。
夫のために寒さをこらえて、
冬のたびに「そうねえ」
と笑ってきました。
それは、私の人生を、
ずっと後ろに回してきた、
ということです。
63年間、私は、
自分のために笑っていませんでした。
欲しいものを、自分のために買うことも、
していませんでした。
それを、認めることにしました。
62歳で役場の臨時を辞めて、いま、
自分で稼ぐお金は、一円もありません。
裸一貫の、63歳です。
1缶320円の差と、1回2万円の雪下ろしが残った、今。
ここから、私のために、
再スタートを切ります。
だって、私の人生なんだし。
なんか間違ってますか?
伝票の隣にノートを広げて、うさんくさいと決めつけていた副業を、調べ始めました
そこから私は、毎日、ノートに向かって、
副業のことを調べました。
笑っちゃいますよね。
「ああいう話は、だまされるのがおち」と、
伝票の裏に書いたのは、私なのに。
副業は、うさんくさい。
若くて元気な人が、やるもの。
私は、冬の支度をきっちり数えて、
逃げ切る側の、堅実な人間。
そう思っていました。
その気持ちを、全部、捨てました。
なぜなら、夫の年金だけでは、
足りなかったからです。
夫の膝を、守るために。
この家の冬を、守るために。
そして、「そうねえ」
と笑うしかなかった、
私の心を守るために。
灯油の差さえ、自分で埋められなかった、
情けない妻です。
暖房を下げて、こたつを片付けて、慎ましく冬を越すことが、賢い暮らしだと信じていました
いちばん、本気で反省したのは、
お金を「増やす」ことから、
ずっと逃げていたことです。
〇:お金を貯金する
〇:慎ましい生活をする
〇:先を見据えてお金を残す
これが、堅実で、賢い暮らしだと、
思っていたんです。
でも、今なら分かります。
これは、ただの、
飼い殺しにされる生き方でした。
寒いのを我慢して、伝票を取っておいて、
それで、去年と今年の320円の差が、毎年、
ついてくる。
我慢するだけの暮らしには、増やす力が、
ひとつもなかったんですよね。
夫の年金が日付どおりに入っても、雪も灯油も夫の膝も、私の力では止められませんでした
夫の年金は、カレンダーどおりに、
入ってきます。
でも、灯油の値段は、上がります。
雪は、降ります。
夫は、去年、滑って、膝を打ちました。
どれも、私が、
自分でどうにかできることでは、
ありません。
灯油の上がりはみんな同じ、と思っていた冬の計画は、320円の差と、1回2万円の雪下ろしの前で、崩れました。
もっと早く、
お金を増やすことを考えていれば、
よかった。
賢く暮らす、という言葉を、
もっと疑うべきでした。
呪って、呪って、呪って。
ずっと、ずっと、ずっと、
そのことばかり、考えていました。
63歳で、スマホは電話と写真しか使えなくても、私は、進むほうを選びます
怖いです。
63歳から、新しいことを覚える。
スマホは、電話と写真くらいしか、
使えません。
知識も、ありません。
若い人を相手にするのかと思うと、
足がすくみます。
それでも、私は、進むほうを選びました。
あなたが何歳でも、
ここまで読んでくれたのなら、「進んで」と、
言いたいです。
なぜなら、あなたの人生で、
いちばん若いのは、今日だから。
そして、あなたの冬を支えてくれるのは、
国でも、自治体でも、
夫でも、近所の人でも、
役場の知り合いでもなく、
「あなた自身」だけだから。
それを見ることから、私は、
ずっと逃げていました。
その事実を、受け止めることにしました。
笑いたい人は、笑えばいい。
63歳の文子は、ここから、動きます。
物販、当然無理です。
むしろ、何を売ったらいいのか。そんなことすら想像がつきませんでした。
転売、当然無理です。
まず在庫を抱えるお金もないし、在庫を置くスペースもありません。
アフィリエイト、当然無理です。
まずSNSやブログで、記事を大量に用意したり投稿を大量に用意する時点で無理です。
SNSの運用代行なども当然無理です。
そもそも最新のSNSの動向を追い続けないといけない時点で無理でした。
FXやトレード、当然無理です。
グラフの上がり下がりとかを読む、ローソク足がとか、そんなことの全てに吐き気を感じました。
YouTubeがいいだとか、TikTokがいいだとか、
そんな話も大量に聞きました。
当然無理です。そもそも、これらは若い人との勝負な訳で、私にはできる気がしませんでした。
そして、最新のAIも無理でした。
AIって聞いたら楽な話に聞こえるじゃないですか。
でも、すでにAIが楽な時代は終わっていて、ClaudeコードだのCodexだの、よくわからない構造体がたくさんあって、
これを管理できる頭が必要で、かつ、API(使った分だけ、お金がかかる)仕組みの中での話でした。
知識もないのに、いきなり使った分だけお金がかかる。。これって怖くないですか?
その辺の若造から、何度も『使った分だけしかお金がかからないから大丈夫ですよ。』なんて言われたのですが、
実際、私の知人はその話を鵜呑みにした結果、10万以上の請求をされていました。
AI、怖い。
またしても、、、
またしても、光を奪われるのか。
せっかく「人生で初めて、私の人生を生きるんだ。」と決められたのに。
決心は、年齢によって潰されるのか。。。
そうがっかりしていました。
そんな中で、たった1人だけ
〇:競争なんてしなくていい
〇:顔出しもしなくていい
〇:在庫も抱えなくていい
〇:隙間時間でコツコツしたらいい
〇:才能も知識もいらない
〇:老若男女とわない
というスタイルで、運営している人を見つけました。
最初は、あまりにもウマイ話に見えてしまって、正直私は毛嫌いしていました。もっとも遠ざけていた人といっても過言ではないです。
ただ、先ほども書いたとおり、
巷の副業は、全て無理でした。
物販も転売も、
アフィリエイトも、
SNSの運用代行も、
FXやトレードも、
YouTubeもTikTokも、
全部「無理」です。
私にそんな能力なんてありません。
新しい能力を身につけず、お金を稼ぐ必要がありました。
これが、私がその人から学ぶことを決意した理由です。
あなたはどうでしょう。
・新しいことを学べますか?
・新しいAIを使って、最先端のことで、若い世代と戦えますか?
・トレードなどの複雑なグラフを見れますか?
・転売ヤーと揶揄されながら、仕入れ活動に奔走できますか?
もし、これらが無理なら、あなたは私と同じです。
競わず・新しい能力をつけず・過去の積み上げたもので、なんとか食っていく必要がある。
そんな立場の人です。
その立場の人にとって、私が学んだ人は最適です。
なぜなら、こんなことを言っていたからです。
(1)努力は1度でいい
(2)元手不要、在庫抱えなくていい
(3)才能不要、実績不要、年齢も問わない
と。
さらにこんな事も言ってました。
毎日の労働は、川(会社)に、カバンというバケツを持って水を汲みにいく作業だ。と。
でも、バケツだからこそ手を止めたら終わりだし、バケツを取り上げられたら終わりである。
これがクビという現象であり、毎日の出社が必然とされているわけだが、
もし、ここで水路を作れたらどうだろう。
水路を作ったら、水道を作ったら、蛇口を撚れば水が出る。そんな構造が完成する。
もし、あなたがバケツ・一生労働型でいいならそれもいい。
ただ、水道を作ったら、水路を作ったら、あなたは一生の苦悩から解放される。と。
さて。ここであなたに問います。
今、あなたは、どんな気持ちでこの文章を読んでいるでしょう。
少なくない人が、心にガードをして読んでいるはずです。
昔の私も同じでした。
ただ、自分が同じだったからこそ、あえて言わせてください。
「あなたは、バカですか?」と。
なぜなら、私は、飼い殺しにされてきた自分の人生を後悔しているからです。
私は、挑戦をしないことを堅実だと思っていました、
息を潜めて、手のひらに乗る幸せを、必死に握りしめて、
1粒たりとも、幸せの砂をこぼさない生き方をすること。
これが、いい大人になることだと思っていました。
これが、賢く生きるってことだと思っていました。
でも、私は、そんな「賢く生きる」というイメージに、人生を潰されかけかけました。
というか、潰されました。
今だから思います。
「お金が大事だとわかってるくせにお金に直視するのを避けてる自分」を殺してよかったと。
なぜなら、働いている段じゃないからです。
63歳です。62歳で役場の臨時を辞めて、自分の年金は65歳からです。
今年の灯油は、18リットルで2,660円。去年の10月は、2,340円。同じ缶で、差は320円です。
ひと冬はだいたい60缶。320円が60回で、1万9,200円。丸めて約2万円は、ノートの冬の支度には書いてありません。夫は「今年は、少し早めに頼むかもしれんな」と言いました。
となった時、私は「時間を使わず、お金を得る」ことを絶対に習得すべきでした。
ってことを書いているのに、
「心をガードして、斜に構えている」とするなら。
それは、ね。
バカですよ。
理由?理由はあります。ちゃんとあります。
日本海溝より深い理由があります。
なぜなら、人生は短いからです。
考えてみてください。
あなたの大切な人との時間、刻一刻と減っています。
あなたの人生も、毎日終わりに向かって進んでいます。
本当に、大事にすべきことは、ここでは?
お金が全てではない。
そんなこと当然知っています。
でも、だから稼ぐんですよ。
なぜなら、お金がないことで、
「残りあとわずかな、あなたと・大事な人との人生」を潰すからです。
棒に振るってしまうからです。
お金がないから、治療費を削ります。
お金がないから、介護代を削ります。
お金がないから、施設に入れて上げられないです。
・・・ね。
お金が全てではない。って言ってるあなた。
あなたは、その言葉の裏で「大事な人へのベストな選択肢」を捨ててるんです。
これって、悲しくない?
そう考えた時、私は、人生を変えたい。
こんな人生リセットしたい。
そう強く思いました。
ちなみに、私が学ぶことを決意した人のメールはこれです。
毎月、リアルでの作業会もしていらっしゃいます。
ネットの虚像・虚構ではなく、生身で会える・嘘偽りのない人です。
きっかけをくれた人のメールを、
同じように読むことができます。
この文章を書いた理由
いま私は、自分の苦しかった過去を踏まえて、もう2度と昔の私のような人を出さないための活動をしています。
私は、過去の私を強く恥じています。
後悔しています。
夫の「今年は、少し早めに頼むかもしれんな」を聞いたとき、「それで足りると思ってるの」と心の中で責めていたことを、恥じています。
同じ18リットルで、2,660円と2,340円。差の320円は、60缶で約2万円の予想のまま、ノートの外です。
「そうねえ」と答えたあとも、2枚の伝票の差は320円のままです。
だから、伝票を引き出しに戻したままにしないで、夫の前で言える妻でいたい。そう思っています。
この、当たり前のことを当たり前にできない社会です。
だったらせめて、私が手を伸ばせる人には伸ばしたい。
自分が辛かったからこそ、これをちゃんと叫びたい。そう思っています。
ほとんどの場合、あなたは昔の私と同じように
「バケツ型」の人生のはずです。
一度でいいから、本気で「もし、水路的な」お金が入ったら。と心の底から強く思ってみてください。
もし、雇われず・国に、会社に、他人に頼らず、
3万でも、5万でも10万でも入っていたら。と。
決して、私は大金持ちになりたいとは思わないです。
でも、、、
もし、朝起きたら、10万、20万とか入っていたら。と。
もし、そんな奇跡が毎月、毎日、続いたら・・と。
こっちの人生は、心の底から欲しいと思います。
なぜなら、そんな毎日が続いたら、
大切な人との時間を、
大切な人の「もしも」を、
この手で、大事にすることができるからです。
頑張って就職をして、子育てをして、ようやく自由が。
そんな時に、また新たなお世話問題が。
そんなことでまた人生を費やす。こんなバカなことがあっていいのでしょうか。
バカなことって書いたら言葉が悪いですが、でも、そうでしょう?
だって私たちの人生は、私たちのものなんだから。
私たちは、家族の世話のために生まれたんじゃなくて、私たちの人生を生きるために生まれてきてるんです。
これも、きっかけをくれた人の受け売りなんですけどね。笑
でも、そうだと思うんです。
私たちの人生を、私たちの手に取り戻す。
この当たり前の幸せを手放さないために。
その気持ちで、きっかけをくれた人との運営に力を注いでいます。
この文章が、少しでも多くの人の希望になったら嬉しいです。
文子
もう一度だけ。
きっかけをくれた人のメールは、
こちらから読めます。